ぎんなん(銀杏)の実の食べ方・下処理


ぎんなん(銀杏)の食べ方
実の食べ方・下処理

野生のぎんなんを美味しく頂くためのアドバイスですッ♪

  1. 1 地面に落ちた実を拾い、バケツ等の容器の中で果肉を腐らせます。 果肉を腐らせると種が取り出し易くなります。流水でよく洗いながら中の種を取り出します。銀杏の果肉は匂いがきついのと、果肉の油脂で手が荒れます。銀杏を食べる上で一番大変できつい作業です。
  2. 2 取り出した銀杏の種を何日もかけ天日に干して、じっくりと乾燥していきます。天日干しなので天気がよければ表で干して、雨になったら室内に戻して…を繰り返します。
  3. 3 天日干しで乾燥をした後に仕上げの乾燥作業として、銀杏をストーブの周りに広げてさらに乾燥させます。殻の色が真っ白になった頃が目安です。確認のため2、3個割ってみて中に水分がなければ大丈夫です。これで、銀杏の出来上がり! あとは殻を割って食べるだけです!

ぎんなん(銀杏)の食べ方
簡単!電子レンジを使った食べ方

  1. 1 まず銀杏の殻をハンマーやペンチを使って軽く割ります。 亀裂、割れ目が入る程度で大丈夫です。亀裂、割れ目を入れないで銀杏をレンジにかけると破裂して大変な事になります。
  2. 2 亀裂、割れ目を入れたぎんなん(銀杏)を封筒に入れます。封筒は使用済みでも大丈夫です。できれば厚みのある茶封筒が良いです。薄い封筒だと銀杏が破裂した際に封筒を破って飛び出してしまう事があります。
  3. 3 封筒の折口を2回以上折ってください。※しっかりと折り返さないと、封筒から銀杏が飛び出ることがあります。
  4. 4 封筒に入れた銀杏の数にもよりますが、電子レンジ500Wで60~90秒ほど加熱してください。 2、3個ポンポンとハジケたくらいが出来上がりの目安です。加熱しすぎると銀杏の実が硬くなってしまいますので、2、3個ポンポンハジケたくらいが美味しい目安です。※加熱しすぎると銀杏が爆発して封筒の中でバラバラになってしまいます…
  5. 5 軽く塩をまぶしてお召し上がりください!

ぎんなん(銀杏)の食べ方
フライパンで炒る

電子レンジ調理より美味しいぎんなん(銀杏)の食べ方です。電子レンジでは熱の加減が難しいのが難点です。加熱しすぎると銀杏の中身が爆発したり、食感が悪くなったりして、本当に美味しく食べるにはやや難があります。

フライパンで炒る方法はぎんなん(銀杏)の殻にヒビを入れて殻ごと炒る方法と完全に殻を割ってぎんなん(銀杏)の中身だけを炒る方法の二つがあります。完全に殻を割ってぎんなん(銀杏)の中身を炒ったほうが表面が焼けて香ばしく仕上がります。


ぎんなん(銀杏)の食べ方
ぎんなん(銀杏)の薄皮は?

ぎんなん(銀杏)の薄皮は食べても害はありません。剥いても剥かなくても美味しいですが、やはり薄皮を剥いた方が見た目の美しさも味わう事ができます。やっぱり銀杏の翡翠色は綺麗で、美味しそうですね。

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